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【未来都市】逃走者捕獲

リン車ごとパンチ1
【未来都市】逃走者捕獲(1)
深夜、ビルの谷間を1台の車が走る。運転席には、恐怖に引きつった顔を浮かべた男が一人。このまま走り続ければ、あと10分ほどで街から逃げ出すことができる。
そう思った刹那。
前方に、一人の少女が立ち塞がる。
「うわああっ!」
避ける間も無く、車は少女に激突し、停止した。いや、正確には進もうとしている。男はアクセルを踏み込むが、進めない。
「無理無理、私からは逃げられないよ?」
くすくすと笑う少女は、猛スピードで走行する車を文字通り"受け止め"、そして今もなお、押し留めている。
「このまま、車ごとペシャンコにされたい?早く車から出てこないと、ほんとに潰しちゃうよ?」
「ひっ、ひぃ……」
男は悲鳴を上げ、車から飛び出る。




リン車ごとパンチ2
【未来都市】逃走者捕獲(2)
「市民番号00002504623。連続強盗殺人の罪科により、身柄を拘束します。」
少女が、男の身元と、その罪状を宣告する。
「大人しく投降するならよし、抵抗するなら……」
少女の目が、すぅ、と細くなる。
「命の保障はしないよ?あなたのような人は刑務所に行くよりも、目いっぱい苦しんで死んだ方がいいと思うし」
ぞくり、と、男の背中に悪寒が走る。この女は本気だ。
男は懐から銃を出し、少女に構える。
「ふーん、そんなものが通用すると思ってる?」
少女の言葉に、男は無言で銃を向ける。
「抵抗するってコトね。イクサメ執行特例13条、抵抗する者の処断は執行者の判断に委ねるものとする……」
そう呟いた瞬間、少女はあっという間に男の懐に飛び込み、銃を叩き落し、男の首を掴み宙に吊り上げた。
「私と正面から戦って、勝てると思ってた?残念でした♪」
「は、がっ……!」
息が出来ない。気道を圧迫される苦痛に、男が顔を歪める。




リン車ごとパンチ3
【未来都市】逃走者捕獲(3)
少女が、男の体を車の後部に投げ飛ばす。
男の体が車に激突し、跳ね返る。
その瞬間。
少女の右拳が、唸りを上げて男の腹部に突き刺さる!
少女の細い腕は鋭利な針と化し、男の体を車に縫い付けた。
男は体を曲げ、口から血を吐いて悶絶する。
少女の人知を超えた腕力により、男の胃は破裂し、完全にその機能を停止した。




リン車ごとパンチ4
【未来都市】逃走者捕獲(4)
少女が腕を引くと、男の体は支えを失い地面に倒れた。
ビクビクと痙攣する男の胸に、少女が右足を乗せ、踏みつける。
男の視界が、だんだんと暗くなっていく。
男が最後に見た光景は、頬に返り血を浴びた少女の笑顔だった。
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ネムレス

Author:ネムレス
ネムレスです。
怪力少女が大好きですっ。

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