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【未分類】虐殺メイド再び

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【未分類】虐殺メイド再び(1)
屋敷から必死に逃げ出した男は、屋敷の駐車スペースへ走り、リムジンに飛び乗った。
男は鼻息荒く、直ちにこの屋敷から出ろと前部座席で待機していたお抱えの運転手に命じる。
車のエンジンがかかり、屋敷外に通じる門へと急行する。
だが、既に門の前には、エプロンを血で染めたメイドの姿。
男は運転手を怒鳴り散らし、命が惜しければ気にせずそのまま進めと強く命じる。
ただ事ではない気配を悟ったのか、運転手は命じられるままにアクセルを踏み込んだ。
猛スピードで加速し、メイドに突進するリムジン。
メイドが、片腕を前方に差し出す。

ガガガッ!

強い衝撃。車体が大きく揺れ、止まった。
「お待ち下さい、お客様」
フロントガラスの向こう側にいるメイドが、リムジンの後部座席で呆然としている男に笑いかける。
彼女は、左手一本で。
リムジンの突進を軽々と受け止めていた。




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【未分類】虐殺メイド再び(2)
唖然とする車内の二人。
彼らに見せつける様に、メイドは両腕を空へと伸ばし、曲げ、力を込めた。
服に隠されていた鋼の肉体が、急激にその存在を誇示し始める。
膨張する筋肉が、服の袖を押し上げる。
先程まで細かったメイドの二の腕は、力こぶではち切れんほどに膨れ上がっている。
そして一気に腕を深く曲げる。
バチンッ!
両袖が弾け飛び、破れた服の内側から、逞しい筋肉に覆われた腕が顔を出す。




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【未分類】虐殺メイド再び(3)
メイドは拳を握り締め、リムジンのボンネットに打ち下ろした。
ドガンッ!
防弾仕様の強化素材で形成された車体が、紙箱のように易々と凹んだ。
「これでもう、逃げられませんね」
その衝撃はドアまでも歪ませ、男達の脱出経路を塞ぐ。
ガンッ!
ガンッ!
車の前部に、何度も強烈な拳が打ち込まれる。
車体が曲がり、前部座席にいた運転手がひしゃげた車体に挟み込まれる。
絶叫を上げる運転手を笑顔で見つめながら、メイドは車体前部を両腕で掴み、上方へ捻り曲げた。
ベキベキと車体が曲げ折られていく。
哀れな運転手の、胴体とともに。




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【未分類】虐殺メイド再び(4)
今度は車の後方に回り込み、壁方向へ向けて体重を乗せた蹴りを放つ。
車体後部が陥没し、数メートルほど壁に向かって滑り出して止まる。
ドゴンッ!
ドガッ!
ドガンッ!
それを繰り返す。メイドが脚を振り上げる度に車体後部が歪み、壁へと進んでいく。
やがて壁まで追いやられたリムジンを、更に蹴りつける。
車体前部、後部ともに潰され、中部座席に追いやられた男は、必死に逃げ出そうと懸命にもがく。
「周りから少しずつ、ゆっくりと潰してさしあげます」
メイドは男をすぐには殺さなかった。
緩慢に、確実に。男の脱出経路を潰していく。
メイドの蹴りが入る度に、衝撃で男の体が車内のあちこちに打ちつけられる。
その痛みに耐えてドアを開けようと、男は試行錯誤する。
だが、ドアは完全に歪んでいてとても男の力では動かせない。
だんだんと、車内の空間が狭まっていく。
やがて、メイドの蹴りが止まる。
男が途方に暮れている間に、リムジンは男が居るわずかな空間を除いて、完全に圧壊していた。




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【未分類】虐殺メイド再び(5)
メイドがリムジンを肩に担ぎ、両腕で持ち上げる。
そして、怪物的な腕力で車体を弓形に曲げていく。
「ではお客様、よい旅路を」
わずかに残された中部座席の空間が、潰されていく。
「……!」
男は叫ぼうとしたが、声が出せない。
自分の胸が潰されていく。
腕が、脚が。車体の隙間に挟まれ、捻れ、折られていく。
車体は完全に二つ折りになり、閉じ込められる。
出口は完全に閉ざされ、真っ暗な闇の中、車体が男の体を飲み込んでいく。
まるで男を埋葬する棺桶のように……。
プロフィール

ネムレス

Author:ネムレス
ネムレスです。
怪力少女が大好きですっ。

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